『シュガー・ラッシュ』続編を見る前にあらすじと魅力を紹介!

ヴァネロペ

2018年公開「シュガー・ラッシュ:オンライン」の前作にあたる『シュガー・ラッシュ』。電脳世界を舞台とした、現代らしい作品で世界共通の主題歌としてAKB48の「Sugar Rush」が採用されたことでも話題となった本作。続編を見る前に簡単にあらすじや魅力を確認していきましょう。

シュガー・ラッシュ 概要とあらすじ

  • 概要
  • 2012年にディズニー長編アニメーション第52作目として公開された「シュガー・ラッシュ」は、電脳世界のゲームキャラクターたちに焦点を当てた作品で「ザ・シンプソン」の監督である「リッチ・ムーア」が監督を務めました。

    リッチ・ムーア監督は本作がゲームに焦点を当て、かつ、可愛いお菓子が登場するゲームをメインに物語が進むため、日本という要素がかかせないと日本を代表するアイドルグループAKB48に楽曲の提供を依頼しました。また、AKB48に依頼したもう一つの理由として、AKB48が総選挙でお互い高めあっていて本作のレースゲームのイメージにピッタシだと思ったとのことです。この依頼を受けた形で誕生した楽曲「Sugar Rush」は、作詞を「秋元 康」さんがPV監督を「蜷川 実花」さんが担当していて、まさに日本を代表するメンバーたちで製作されました。

    作中には、様々な実在のゲームのキャラクターたちが登場し、クッパ、ソニック、パックマンなど世界的に有名なゲームキャラクターが多数登場します。みなさんもぜひ作中に知っているキャラクターが登場していないか目を凝らして見てください。

  • あらすじ
  • あるゲームで悪役として誕生したラルフは、プログラム通りゲームで物を壊す役割に徹しているだけではあるのですが、ゲームセンターが閉まった後でもラルフはゲームの住人たちから疎まれて、一人街がずれのガラクタの中で暮らしていました。それでも、その待遇に我慢しながら生きてきたのですが、ゲーム誕生30周年のパーティーに自分だけ呼ばれていないことを知り、嫌気が刺し、自分のゲームから飛び出し、栄光を浴び、その証拠としてメダルを手に入れようとシューティグゲームの世界に潜り込むのでした。その世界でミッションを達成し、無事メダルを手に入れたラルフでしたが、そのゲームからの脱出際にその世界の敵であるサイ・バグを誤って大量発生させてしまいそのうちの1匹と予期しない形で「シュガー・ラッシュ」の世界に辿りつきました。

    そこでラルフのようにゲームの世界の住人たちに疎まれている「ヴァネロペ」と出会うのでした。彼女はバグが発生していて、ゲーム中に彼女のいきなり消えるバグが発動するとゲーム機自体が壊れてしまったと判断され撤去されてしまう危険性があったため、住人たちから疎外されているとのことでした。そして、その状況を見返すために、レースに参加して、優勝するのが彼女の夢だということを聞き、自分と同じ境遇であるヴァネロペに同情し、ラルフは彼女に力を貸すことにしました。しかし、そのゲームの王様である「キャンディ大王」にそのことがバレた結果、キャンディ大王から彼女をレースに出さないのはゲームを故障扱いにされないためで、ヴァネロペのためでもあると説得され、ラルフはヴァネロペが作ったレースカーを壊して、自分のゲームの世界に帰っていくのでした。

    自分のゲームに帰ってきたラルフでしたが、悪役とはいえ、ゲームのメインキャラクターがいなくなったゲームは故障扱いされ、ゲーム内の住民は他のゲームへ避難の準備をしているところでした。せっかくメダルを手に入れて戻ってきたのに、ゲームの世界は閑散とし、その原因を作ったラルフは相変わらず住人たちから疎まれるだけでなく、ヴァネロペを裏切って帰ってきたため様々な罪悪感を感じ、失意の中、外のゲームの世界を眺めるとそこにはシュガー・ラッシュのゲーム機がちょうど見えたのでした。すると、そのゲーム機の一番目立つところにヴァネロペが描かれていて、メインキャラクターであるはずのヴァネロペがバグを抱えてゲームに参加できないというのはおかしいと思ったラルフはシュガー・ラッシュの世界に戻るのでした。

    シュガー・ラッシュに戻ったラルフは、さっそくキャンディ大王の家来を脅し、真相を聞きだしました。すると、ヴァネロペは本当はこのゲームの世界の女王で他のゲームの世界から追い出されてきたキャンディ大王がプログラムをいじり、ヴァネロペをバグらせるだけでなく、このゲームの住人たちからヴァネロペに関する記憶を全て消したということがわかりました。この真実を掴んだラルフは、ヴァネロペにレースに出場するよう説得し、レースに参加させたものの、黒幕のキャンディ大王たちから様々な要害を受けるのでした。その要害をなんとか乗り切っていたラルフとヴァネロペですが、以前ラルフが連れてきたサイ・バグがシュガー・ラッシュの世界で繁殖し、世界をものすごい勢いで壊していることに気づきます。瞬く間にシュガー・ラッシュの世界が侵食され、キャンディ大王もサイ・バグに取り込まれ怪物になってしまったため、みんなでシュガー・ラッシュの世界から脱出しようとするのですが、バグを抱えるヴァネロペはこの世界から抜け出すことができませんでした。一度、ヴァネロペを裏切ったラルフは、今度こそヴァネロペを助けようとシュガー・ラッシュの世界に戻り、サイ・バグたちが大好きな光を生みだすため、火山を噴火させるために大量のメントスと共に火山の中に飛び込んでいくのでした。その結果、火山が噴火し、怪物化したキャンディ大王を含めたサイ・バグたちはその光(溶岩)に吸い寄せられ、全滅するのでした。一方、火山に飛び込んだラルフですが、間一髪のところで、バグの力で瞬間移動する技を駆使したヴァネロペに救われ無事でした。その後、サイ・バグの暴走で中断されていたレースでヴァネロペが優勝すると、これまでのバグが全て治り、ヴァネロペが元の王女の姿に戻るだけでなく、住民たちの記憶も戻りました。そして、一緒にシュガー・ラッシュで暮らそうとヴァネロペから提案されるラルフでしたが、自分のゲームの世界に迷惑をかけられないと自分のゲームの世界に戻っていくのでした。

    自分のゲームの世界に戻ったラルフは、これまでの経緯を知った住民たちに歓迎され、これまでの待遇とは異なり、みんなで仲良く暮らす生活を手に入れるのでした。

シュガー・ラッシュより前に描かれた電脳世界が舞台の作品

電脳世界が舞台となった作品は、年代的にシュガー・ラッシュが初めてかなと思っていたのですが、そういえば少し違うけどそんな話あったなと「トロン」を思い出しました。本作は、最近、「トロン:レガシー」として実写化されたことで認知度を高めましたが、実は1982年に長編アニメーションとして登場していました。そのため、

ディズニー初の電脳世界が舞台の作品はこの「トロン」

となります。私は、本作をキングダム・ハーツⅡで知っていたのですが、こんなにも昔の作品だとは思いませんでした。まだ、パソコンが普及していない1982年にこんな電脳世界が舞台の作品が製作されるなんて、ディズニーのイマジネーションは本当に凄いですね。

シュガー・ラッシュ同時上映短編作品「紙ひこうき」

シュガー・ラッシュと同時上映された短編作品「紙ひこうき」は、私が大好きな作品の一つで、3Dながら手書きのデッサンの良さを表現するというテーマで製作され、アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した作品となります。以前この「紙ひこうき」について記事をまとめたことがあるので、ぜひご一読いただけると嬉しいです。

【詳しく解説】ディズニー短編映画の傑作「Paperman」

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