「オリビアちゃんの大冒険」 概要からあらすじの解説!

名探偵バジル

私はこれまで「オリビアちゃんの大冒険(The Great Mouse Detective)」を一度も見たことがありませんでした。邦題だけ見たときてっきりオリビアちゃんという5才児くらいの女の子が迷子になって、大冒険の末、お父さん・お母さんのところに帰る話かなと想像していたのですが、全く違いました。なんと名探偵のネズミが大活躍する話でした。そんな作品の概要からあらすじを解説していきます。

オリビアちゃんの大冒険ってどんな作品?

  • 概要
  • オリビアちゃんの大冒険は1986年に公開されたディズニー長編アニメーション第26作目の作品となります。

    原作はないですが、原案となったのはアメリカの児童小説作家イヴ・タイタス作の「ねずみの国のシャーロック・ホームズ(Basil of Baker Street)」です。

    あくまで原案のため、世界観や登場人物などは参考にされていますが、ストーリーはディズニーオリジナルの作品となります。

  • あらすじ
  • ロンドンで父と暮らすオリビアちゃんは誕生パーティーの途中、父が誘拐されるのを目撃します。困ったオリビアちゃんは名探偵と噂されるバジルに助けを求めます。バジルと相棒で医者のドーソンは持ち前の探偵としてのスキルで黒幕がラティガン教授だということを突き止めましたが、その動向を察知されオリビアちゃんまで誘拐されてしまいます。(早い段階でオリビアちゃんの冒険は終焉を迎えました笑) その現場に残された一枚の紙切れを元にバジルはラティガンの隠れ家を突き止めたのですが、てっきり罠にはまり、オリビアちゃんと一緒にネズミ捕りに捕らえられてしまいました。その頃、ラティガン教授はバッキンガム宮殿で女王を誘拐し、代わりにオリビアちゃんのお父さんに作らせた女王そっくりのロボットと交代させ、ラティガン教授に王位を譲ると宣言させるのでした。その時、ネズミ捕りから脱出し、女王を救出したバジルは国民の前でラティガンの悪事をバラすのでした。これに激怒したラティガン教授はオリビアを人質として、また連れ去って飛行船で逃げてしまいました。(ラティガン教授人をさらいすぎです笑) その後を気球で追ったバジルはロンドンの象徴ビックベンの時計台でラティガンに追いつき、最終決戦へともつれ込むのでした。死闘の末、ラティガンとバジルは2匹揃って時計台から転落、2匹とも万事休すかと思われたのですが、これぞ主人公、バジルは間一髪のところで飛行艇の部品を活用し、無事生還するのでした。

オリビアちゃんの大冒険のみどころ

  • クライマックス時計台での死闘のシーンの臨場感
  • オリビアちゃんの大冒険はCGを本格的に用いた初の作品なのですが、その技術で製作された時計台での死闘のシーンは臨場感たっぷりでとても感動しました。

    これまでディズニー長編アニメーションを1作目から全て見続けて来ただけあり、すぐに表現の方法の違いに気づくことができました。(明らかに違うので、見れば誰でも分かるのですが、自慢気に語ってみました笑) なので、みなさんも時計台での死闘シーンはぜひご覧ください。

  • 宮崎駿監督の代表作「ルパン三世 カリオストロの城」がモチーフと言われる時計台のシーン
  • 立て続けに時計台のシーンについてですが、

    時計台での死闘のシーンは日本では有名な宮崎駿監督のルパン三世 カリオストロの城の時計台での死闘シーンをモチーフにしたと言われています。

    そのため、映像の臨場感に加え、ルパンらしいドキドキ・ハラハラする演出となっており、バジルが時計の歯車にはさまれそうなオリビアちゃんを救うシーンは爽快で、バジルかっこいいと思える素敵なシーンとなっています。この時期くらいからディズニーも日本のアニメーションを意識し始めたようです。その証拠にディズニーはスタジオ・ジブリと提携を結びもののけ姫の製作費用などを負担しています。

まとめ

ちょっと爪が甘く、序盤はラティガン教授にやりたい放題されるバジル、いくらなんでも人をさらいすぎなラティガン教授とストーリー自体は大味な作品となっていますが、CGの本格的な導入による臨場感溢れるアニメーションは、現代に生きる私が観ても息を呑むほどだったので、当時この映画を観た人に感動を与えたのではないでしょうか。ディズニーの第2の黄金期の幕開け「リトル・マーメイド」が公開される直前の作品ではありますが、黄金期の幕開けを期待させる良い作品だと思うので、みなさんもぜひ一度はご鑑賞してみてください。

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