50周年記念作品「ビアンカの大冒険」のあらすじからみどころを解説!

ウォルト・ディズニー・カンパニーの50周年記念として製作された「ビアンカの大冒険(The Rescuers)」。伝説の9人のアニメーター、ナイン・オールドメンの内の1人、ミルト・カールが本作を持って引退。「101匹わんちゃん」でクルエラを書き上げて引退したナイン・オールドメンの「マーク・デイビス」とはライバルで、ミルトは本作のマダム・メデゥーサをクルエラを超える悪役にすると彼のこれまでの経験をフル稼働させて作り上げた作品です。そんな彼らの情熱が詰まった作品のあらすじやみどころをご紹介していきます。

ビアンカの大冒険って?

  • 概要とあらすじ
  • ビアンカの大冒険は1977年に公開されたディズニー長編アニメーション23作目の作品となります。

    冒頭でも記載しましたが、本作はウォルト・ディズニー・カンパニーを1923年にウォルト・ディズニーと兄のロイ・ディズニーがウォルト・ディズニー・カンパニーを創設してから50年の節目を記念する作品として、製作が開始され、ウォルト・ディズニー・カンパニーの初めての長編アニメーション「白雪姫」が1937年に公開されてから40年目となる1977年に公開されました。

    記念作品ということで、製作費用もここ最近の作品の倍くらいかけられています。

  • 2つの原作
  • ビアンカの冒険は、原作が2つ存在し、2つの原作を併せて1つの作品として完成させたウォルト・ディズニーカンパニー初の試みとなった作品です。

    2つの作品は作家は同じで、イギリスの児童小説作家のマージェリー・シャープの作品となります。 1つ目の作品は「小さい勇士のものがたり(The Resucures)」、2つ目の作品は「ミス・ビアンカの冒険(Miss Bianca)」です。いずれの作品もマージェリーの計7作品あるビアンカシリーズの内の2作品のため、ビアンカが登場します。そのため、2作品は登場人物や設定は同じです。

  • あらすじ
  • 勇敢で聡明なネズミたちが結成している「国際救助救援協会」にある日人間の少女ペニーから「助けて」と記載された手紙が届きます。その手紙を受けて、救援に向かうことになった「ミス・ビアンカ」とパートナーの「バーナード」は調査の結果、「こどもの家」という養護施設から逃げ出したペニーが子供を誘拐して「悪魔の目」という宝石を探させている悪い質屋「マダム・メデゥーサ」にペニーが連れ去られたことを突き止めます。早速、ペニーが閉じ込められているメデゥーサの基地に乗り込むのですが、なんとビアンカの香水で侵入を察知され、事態は悪化します。窮地に追い込まれるビアンカですが、パートナーのバーナードの助けもあり、なんとかペニーを連れて脱出することに成功しました。その後、ペニーは警察に保護され、優しい里親も見つかり、ビアンカたちに感謝しながら里親の元に引き取られていくのでした。


ビアンカの大冒険のみどころ

  • ミッションに支障があってもおしゃれは忘れないビアンカ
  • ネズミなはずなのに、大人な雰囲気を持ち、それでいてキュートな魅力に溢れるビアンカ。完璧な女性に見えるのですが、たまに抜けているところがありそこが可愛らしいですよね。そんなビアンカに国際救助救援協会のネズミたちはメロメロでパートナーを決める時には、バーナードを除く全員が立候補していました。そんなビアンカはどんな時でもおしゃれを怠らりません、その結果、あらすじでも書きましたが香水の臭いで侵入を察知されていまいました(笑)

  • 伝説アニメーター渾身のヴィランズ マダム・メデゥーサ
  • 冒頭でも記載させていただきましたが、マダム・メデゥーサは伝説のアニメーター、ミルト・カールが最後の仕事として担当したヴィランズです。ミルトはライバルとしていたマーク・デイビスが101匹わんちゃんで描いたクルエラを超えるという意気込みが込められているだけあり、作中で妖しく、危険な香りを漂わせています。そして、有名なヴィランズとどこか雰囲気が似てませんか? そう、リトル・マーメードのアースラです。リトル・マーメードはビアンカの大冒険の5作後に生まれており、リトル・マーメードの次の作品はビアンカの大冒険の続編となっております。つまり、このビアンカの大冒険の製作に関わった多くのアニメーターたちがリトル・マーメードの製作に関わっており、50周年記念として製作されたビアンカの冒険の影響を受けていない訳がないのです。そのため、この妖しく、危険な香りを漂わす技術はしっかりと次世代のアニメーターたちに引き継がれていたのでした。

まとめ

ウォルト・ディズニー・カンパニー50周年記念として作成されたビアンカの大冒険は製作に関わった多くの人がいろいろな決意を持って製作に取り組んだ作品でした。この節目を持って、アニメーターたちの世代交代が行われていきます。そのため、これ以降の作品はディズニーにとって試行錯誤の時期に入ります。私はビアンカの大冒険からリトルマーメードが公開されるまでの間の作品は実は見たことありません。そのため、これからしっかりと勉強してみようと思います。

最後に101匹わんちゃんについて気になった方は、ぜひこちらの記事も併せてご覧いただけると嬉しいです。

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