「おしゃれキャット」あらすじとみどころ マリーちゃんは主役じゃない?

日本ではマリーちゃんで有名な「おしゃれキャット(The Aristocats)」。実はマリーちゃんは主役ではないことを知っていましたか? 日本ではマリーちゃんの人気が先行し、おしゃれキャットの知名度は低いというアンケート結果が出ているようですが、知っている方も知らない方にも楽しんでいただけるようあらすじ、みどころから製作秘話まで解説していきます。


おしゃれキャットの概要とあらすじ

  • 概要
  • おしゃれキャットは1970年に公開されたディズニー長編アニメーション第20作目の作品となります。

    初めはテレビ番組「ディズニーランド」で放送する実写での作品とする予定でウォルト・ディズニーがトム・マクゴーワンとトム・ロウに物語の作成を依頼したところ、出来上がった作品の完成度が高く、長編アニメーションとして製作する方針に変更となった珍しい作品です。

    ただ、悲しいことにおしゃれキャットの完成を待たずして、ウォルトは癌により急逝してしまいます。その後を継いだのが以前の私のブログでもご紹介させていただいたこともあるナイン・オールド・マンというディズニーのアニメーションに多大な影響を与えた9人のアニメーターの内の1人「ウォルフガング・ライザーマン」でした。彼はこれ以降1980年に退社されるまで、ディズニーアニメーションの総指揮を取りました。また、経営面ではウォルトの兄ロイ・ディズニーの貢献もあり、成功を納めていきます。原題の「Aristocats」は「Aristocrat(貴族)」をもじったもので、貴族をおしゃれと捉えおしゃれキャットという邦題になったようです。原題も邦題も教養を感じさせる良いタイトルだと個人的には思ってます。

  • あらすじ
  • おしゃれキャットは、フランス・パリが舞台で、かつてオペラ歌手として成功したお金持ちの「ボンファミーユ夫人」の飼い猫「ダッチェス」、「マリー」、「トゥルーズ」、「ベルリオーズ」が持つ遺産相続の権利を狙われ、狡猾な執事「エドガー」に遠くに捨てられるながらも、そこで出会った野良猫の「オマリー」に助けられながら、ボンファミーユ夫人のところに無事帰還し、エドガーをこらしめるという、わんわん物語にも少し似た可愛くておしゃれな猫たちの物語となっています。

おしゃれキャットの可愛い猫たちの紹介

  • ダッチェス
  • おしゃれキャットの主人公にして、ヒロイン。マリーちゃんたちの母猫で気品に溢れた猫です。エドガーに連れ去られて困惑する状況の中でも緩い子猫たちを統率するシーンでは、意思が強く頼りになる性格を感じとることができます。

  • オマリー
  • 本名はとても長く「エイブラハム・デ・レイシー・ジュゼッペ・ケイシー・トーマス・オマリー」といいます。野良猫にも関わらず品位がありこれぞフランスの紳士という印象を受けます。そのため、ダッチェスからも信頼されており、最後は危機一髪の状況になりながらもジャズバンド仲間のジャズ猫たちとエドガーをこらしめてしまいます。品位あふれるフランスの紳士にジャズとはなんともおしゃれですね。

  • マリー、ベルリオーズ、トゥルーズ
  • ダッチェスの可愛い子猫たちで、マリーちゃん以外は男の子です。マリーちゃんはとてもおませな子猫で歌が上手で、可愛いリボンをしています。ベルリオーズは灰色で青いリボンを首にしていて、マリーちゃんのお兄ちゃんにあたります。3匹の中では一番しっかりもののように見えますが、怖がりでまだまだお母さんに頼りがちな面があります。ピアノが得意です。最後にトゥルーズですが、オレンジ色で赤いリボンを首からしていて、ベルリオーズ同様マリーちゃんのお兄ちゃんにあたります。マイペースでお調子者のため、マリーちゃんやベルリオーズからムッとされる場面が良くあります。他の子が音楽を得意としていましたが、この子は絵画が得意のようです。

まとめ

海外ではかなり人気のあるおしゃれキャットですが、日本ではマリーちゃんの人気に対して、おしゃれキャット自体はあまり知名度がないというアンケート結果が出ているようです。可愛い猫ちゃんたちとイケてる音楽で構成されて、ついつい可愛さのあまりニヤニヤが止まらない素敵な作品ですので、見たことない方やおしゃれキャットを知らなかったという方はぜひ見てみてください。私はジャズが好きということもあり、この作品がとても好きなので、ぜひ日本でもマリーちゃんだけでなく、おしゃれキャットの人気も出てくれると嬉しいです。

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