【ディズニーが窮地に⁈】映画ピノキオの概要と裏話

ピノキオといえば「星に願いを(When You Wish upon a Star)」、この名曲をみなさん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。みなさんは、このピノキオに対してどのようなイメージを持っているでしょうか。ディズニーの中でも傑作中の傑作?それともディズニープリンセスなどにくらべてあまり魅力がない? 実はピノキオはこのどちらのイメージも正解と言えば正解となる作品です。これがどういう意味か、ぜひ記事を読んでご確認ください。

ピノキオの概要

ピノキオは、1937年に公開された白雪姫の次作にあたり、1940年にディズニーの長編アニメーション2作目として登場しました。元々白雪姫の大人気を受け、白雪姫のような映画が世間に求められていましたが、ウォルト・ディズニーはそんな世間の求めるものとは拮抗するかのごとく、トスカーナ大公国(今のイタリア)の作家、カルロ・ロレンツィーニ作の「ピノッキオの冒険」を題材に白雪姫とは全く異なったテイストをもつピノキオを世に送り出しました。

ピノキオがディズニーを窮地に追いやった?

ピノキオが公開された当初、白雪姫などをイメージが期待されていたこともあり、観客も少なく、もともとピノキオに莫大な費用を投じていたのと同年に公開されたファンタジアも不調で、ディズニーは一気に経営難に追い込まれます。その結果、賃金のカットやリストラが進み、労働環境への不満が高まり、ついにはワーナー・ブラザースなど同業他社を巻き込んでの大規模なストライキに発展します。ストライキというのは日本ではほとんど起きませんが、従業員の一斉ボイコットのようなものです。この事態は従業員を家族だと思っていたウォルト・ディズニーにとってはショックな出来事だったようです。その後結局ピノキオは興行収入的には白雪姫などのような大当たりはできず、失敗に終わりました。この失敗には、ピノキオより少し早く公開された風と共に去りぬの影響が少なからずあったようです。

ピノキオの評価について

これまでの流れではピノキオは良い作品ではなかったのではと思う方も多いと思いますが、実はそんなことは全くなく、2011年に米タイム誌が、千と千尋の神隠しなどもランクインしている歴代アニメ映画ランキングのトップにピノキオを選んだり、ロサンゼルスタイムスが史上最高のアニメ映画と非常に高い評価を得ています。高評価の理由としては、ピノキオ公開当時の技術水準からするととても先進的でこれ以降のアニメーション界に革新をもたらしたと高く評価できるからだそうです。また、ピノキオはアカデミー賞の作曲賞と歌曲賞を受賞しており、劇中歌で、冒頭でも触れた「星に願いを(When You Wish upon a Star)」も高く評価されました。

ピノキオはサブキャラクターの宝庫?

商業的には失敗はしたものの作品自体は高く評価されたピノキオは、人気の高いサブキャラクターの宝庫でもあります。今回はその一部をご紹介します。

・ジミニークリケット

ピノキオといえば、いつもセットのジミニークリケット。彼は貧乏のコオロギという設定で、後にピノキオを人間にしてくれるブルー・フェアリーからピノキオの良心、いわば、監督役を任命された真面目なコオロギです。彼は作中でストーリーテラーをしており、このキャラが定着し、ピノキオ以外の作品でもストーリーテラー的な位置付けで登場することが多いです。このピノキオには外せないキャラクターですが、なんと原作ではピノキオに潰されてしまう運命だそうです。

・フィガロ

ピノキオを作った人形職人のゼペット爺さんの飼い猫で、黒と白の模様があるオスの子猫です。フィガロは、実はミニーちゃんの飼い猫という設定でも登場しており、ややこしい存在となっております。また、このキャラクターはウォルト・ディズニー自身もお気に入りだったようで、そのため、ミニーちゃんの飼い猫というややこしい設定になってしまったのかもしれませんね。

まとめ

アニメーションの世界では高く評価されたピノキオですが、商業的には失敗。やはり、良いものが必ずしも世間に受け入れられるものではないようです。こういう苦しい思いをしてもなお夢を人に分け与えられるのは凄いです。私一人の夢くらいで夢を諦めてはいけませんね、ブログのタイトル通り夢を追い続けていきたいです。

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