あの名シーンの窮地を救った名アニメーター「わんわん物語」

ディズニー長編アニメーション15作目にあたる「わんわん物語」。どこからどう見ても可愛いワンちゃんたちなのですが、いつのまにか人に見えてくるの不思議な作品です。私もとっても想い入れがある作品で、結婚式でもあの名シーンを再現した人形を置かせえていただきました。今日はそんなわんわん物語の魅力をお伝えしていきます。

わんわん物語の誕生の秘密

わんわん物語は1955年に公開された作品でオムニバス形式を除くと長編アニメーション初のディズニーオリジナルストーリーとなります。原案はウォルト・ディズニー・プロダクションの脚本家「ジョー・グラント」なのですが、彼はわんわん物語の製作から公開の時期にウォルトとの仲違いで退社していました。彼はその後戻ってきており、彼が亡くなった追悼として、「チキン・リトル」に追悼のシーンが描かれています。

本作は初のオリジナルストーリーということで、「原作に縛られることなく自由な発想でアニメーションを作ることができた」とスタッフたちも生き生きと製作に取りかかったようです。ウォルト自身はこの時期ディズニーランドの設計に明け暮れていて製作にほとんど関われなかったようですが、オリジナルストーリーということで愛着ない訳はなく、自身の飼い犬にわんわん物語のヒロインと同じ「レディ」という名前をつけています。

あの名場面はボツ寸前だった!?

わんわん物語といえば、トランプとレディがトニーズ・レストランでミートボールスパゲティを食べながらキスをするシーンが有名ですね。でも、実は、このシーンはなくなる可能性があったのです。その理由は、ウォルトが元々このシーンを物語の重要なシーンとして採用するのにあまり乗り気でなかったようです。しかし、白雪姫で小人が涙を流すシーンを描いた伝説のアニメーター「フランク・トーマス」が一度このシーンを描ききるとあまりのできにウォルトもこのシーンの採用に納得したようです。そんな経緯を経て、わんわん物語の名シーンは誕生したのです。確かに、あのシーンは路地裏でワンちゃんがスパゲティを食べるシーンなのに、上品で雰囲気がよく、それでいて甘酸っぱい感情が伝わってきて、まるで自分が素敵なレストランで食事をしている時のような感覚になります。映画史に残る最高のキスシーン50にも選ばれているようで、世界が認める名シーンとなっています。

あの名シーンのミートボールスパゲティを体験できるレストラン

実はトランプとレディがミートボールスパゲティを食べたレストランは実在するのです。その場所は、フロリダのマジックキングタムにある「トニーズ・タウンスクエア・レストラン」です。そこではあのミートボールスパゲティを食べることができ、店内にはトランプとレディのインテリアが設置されています。私は海外のディズニーパークには一度も行ったことがないので、ぜひ行ってみたいです。そんなレストランの様子を紹介してくれている素敵なサイトがありましたので、掲載させていただきます。

http://morespecialday.com/wdw2015-44

まとめ

人間の世界かと見間違えるくらい人間味溢れるわんわん物語。そこで描かれているミートボールスパゲティをレディとトランプが食べるシーンがボツになりかけていたなんて驚きでした。いまでは誰もが憧れるような素敵なシーンで有名ですが、そんな裏話があったんですね。私もこのシーンに憧れてよくミートボールスパゲティを作りますが、いつか本当のミートボールスパゲティをマジックキングダムで食べてみたいです。

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