オムニバス形式の集大成「イカボードとトード氏」

ディズニー長編アニメーション11作目、オムニバスシリーズの最終作である6作目にあたる「イカボードとトード氏(The Adventures of Ichabod and Mr. Toad)」。まず、書いてはダメと思いつつ、どうしても主張しなければ気が済まないことがあります。・・・タイトルがダサい(汗 イカボードとトード氏は「トード氏」と「イカボード先生と首なし騎士」という2作品から構成されているのですが、日本語だとよりダサい印象を受けるのを加味しても上記2作品の原作のタイトルからするともっと素敵な題名にできたように思えるので、なぜこの投げやりとも思えるタイトルにしてしまったのでしょうか(笑)ただ、話自体はとっても面白いので、私の主観はさておき本題に入っていこうと思います。

イカボードとトード氏 作品紹介

冒頭でも触れましたが、イカボードとトード氏は「トード氏」と「イカボード先生と首なし騎士」の2作品で構成された1949年公開の作品です。2作品とも原作がありいずれもこれまで採用されてきた原作に比べて対象年齢が高い作品となっております。

トード氏の概要とあらすじ

トード氏の原作はイギリスの児童文学「たのしい川べ」で原作はイギリスの階級社会への風刺が込められており、また道徳や友情をミステリーやアドベンチャーの要素を交えて伝えており、児童文学にしてはメッセージ性の強い作品となっています。

話の流れは、金持ちでミーハーな「トード氏(カエル)」が善良な周りの友人たちを巻き込んで、自分の興味・欲望のためにドンドントラブルを起こしていくという話になります。原作では友人たちの助けもあり、結末でトード氏が改心して落ち着いた物静かな紳士に転身するのですが、ディズニー版では改心することなく相変わらず自分本意なトード氏のままで終わりを迎えます。

イカボード先生と首なし騎士の概要とあらすじ

イカボード先生と首なし騎士の原作はアメリカ北部の伝承をモデルに制作されたワシントン・アーヴィング作「スリーピー・ホロウの伝説」で、ホラーに分類される作品です。これは結構有名な話で、私も知っていました。ティム・バートン監督が本原作を元に映画を作成していたり、異世界の生物として有名な「デュラハン」なども参考にされているようなので、知っている方も多いのではないでしょうか。

物語のあらすじは、ある町の新任の教師として赴任してきたイカボード先生が徐々に町のマドンナと仲良くなっていくのですが、それを良く思わない町一番のイケメン「ブロム」がハロウィンの夜に首なし騎士の怖い話をイカボード先生に吹き込みます。その怖い話に震えながら帰路に着くイカボード先生は、その道中で首なし騎士に出くわし、次の朝、町から姿を消してしまったというものです。その後、フロム氏とマドンナのカトリーナが結婚したこと。イカボード先生が別の町で結婚しているという噂があること。このような謎を深めるなんとも後味の悪い状態で話は終わります。なお、豆知識ですが、最後に少しですが、ブルブル震えているミッキーが登場します。

イカボードとトード氏のアトラクション

イカボードとトード氏にちなんだアトラクションがアナハイムのディズニーランドにあり、「トード氏のワイルドライド」という名称でライド式のアトラクションです。YouTubeにアトラクションの動画かいくつかあり、引用させてもらおうかと思ったのですが、暗いのと動きが速く、まったく何が起きているか分からず、気持ち悪くなりそうなので、引用は控えさせていただきました(笑) ご興味がある方はトード氏のワイルドライドとグーグルで検索してみてください。

まとめ

オムニバスシリーズ最後の1作「イカボード氏とトード氏」ですが、その作品は「シンデレラ」の前作だけあって、「シンデレラ」や「美女と野獣」を感じさせてくれるポイントがいくつかあります。例えば、イカボード先生と首なし騎士のヒロインカトリーナはシンデレラの面影を感じますし、同作に出てくるブロムは美女と野獣のガストンのモデルだとも言われています。このように凄い作品が生まれる予感がヒシヒシと伝わってくる作品となっておりますので、みなさんもぜひ鑑賞してみてください。

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