『ヘラクレス』をより楽しむために知って欲しい3つのこと

ディズニー長編アニメーション第35作目の作品として1997年に公開された「ヘラクレス(Hercules)」。世界的なギリシャ神話をモチーフに作成された本作は膨大な数存在する神話の世界観や登場人物をコンパクトに、かつ、コミカルに表現することに成功していて、ディズニーでも人気の高い作品となっております。特に、ヴィランズの「ハデス」は死者の世界の王という立場でありながら、普段はゆるいギャグ要素を持ち、怒ればたちまちヴィランズとしての役割を果たす個性的なキャラクターとなっており、現在のディズニーには欠かせない存在で、ディズニーパークのイベント、関連作品、ゲームなどいたるところで登場します。
そんな『ヘラクレス』をより楽しむことができる3つの情報をお届けします。

ディズニー初のアイドル起用

ディズニーはこれまでの作品で一流の歌手「エルトン・ジョン」さん、「松崎しげる」さんなど声を仕事とする人を起用したことはありましたが、本作ではジャニーズの「松岡昌宏」さん、「秋山純」さんがそれぞれヘラクレス、ヘラクレスの青年期を担当し、当時絶大な人気を誇った「工藤静香」さんがヒロインのメガラを担当しました。そのため、映画以外の関連作品ではアイドルの起用ができず、サザエさんでノリスケおじさんを担当する「松本保典」さん、ポケモンでサトシを担当する「松本梨香」さんがそれぞれヘラクレスとメガラを担当しています。

また、ヘラクレスの劇中歌である「ゴー・ザ・ディスタンス(Go the Distance)」を歌手の「藤井フミヤ」さんが、「恋しているなんて言えない(I won’t say I’m in love)」を「工藤静香」さん自身が歌い上げるなど人気アイドルや歌手を多く抜擢した作品となっております。

その背景には前2作品「ポカホンタス」「ノートルダムの鐘」がアニメーターたちの予想に反して観客動員が伸びなかったことが関係ありそうです。アニメーションの完成度に自信を持って送り出した作品が人に見られないのは作品自体の完成度ではなく、プロモーションに原因があると判断した結果だと思います。

なお、初めて大物歌手を起用した作品である「オリバー ニューヨーク子猫ものがたり」については以前記事を書いてありますので、ご興味ある方はご一読いただけると嬉しいです。

大物歌手を起用で大成功「オリバー ニューヨーク子猫ものがたり」

公開当初ディズニーランドでヘラクレスのパレードが行われた

ヘラクレスはアイドルの起用という話題性だけでなく、ディズニーランドでヘラクレスをメインとした大々的なパレードが行われました。「アナと雪の女王」の時もアナと雪の女王をメインにしたパレードもありましたが、一つの作品にここまで特化したパレードはあまり見た事がありません。当時のパレードの様子を動画に納めていた方がYouTubeにアップしてくださっていたので、引用させていただきました。今見てもとてもワクワクするパレードで、当時このパレードを見ていたら、絶対ヘラクレスを見てみようと思ってしまいますね。

ハデスがまさかの恋をした!?

本作ではなく、ミッキーが経営するジャズクラブにお客さんとしてこれまでのディズニー長編アニメーション作品のキャラクターが訪れる「ハウス・オブ・マウス」というアニメーション作品があるのですが、そのヘラクレスの会に登場したハデスは、

なんとミッキーに「眠れる森の美女」のヴィランズである「マレフィセント」に恋をしたと相談を始めるのでした。

そして、ミッキーはハデスにミッキーのコスプレをしてジェントルマンとして接すれば上手くいくよとハデスにアドバイスをします。そのアドバイス通り、ミッキーの格好で優しくマレフィセントに接するハデスがですが、マレフィセントから優しい人は好きではないと振られてしまいます。それに怒ったハデスが、優しく燃やしてやろうかとミッキーを追い込んだ、その時、マレフィセントがタイミングよく通り過ぎ、ハデスが怒ってミッキーに迫る姿を気に入り、デートをすることを承諾するのでした。

話の流れとしてはこんな感じなのですが、ハデスのミッキーコスプレが違和感ありすぎて、とにかく面白いです。

あとがき

私が小学生の頃に公開された作品ということもあり、初めてビデオを買ってもらった映画がヘラクレスでした。そのため、かなりの回数繰り返しみていて、「ゴー・ザ・ディスタンス」や「ゼロ・トゥー・ヒーロー」などよく歌っていました。また、この作品でゴスペルを初めて聞き、かっこいいなと思ったのを今でも良く覚えています。また、ディズニーとスクエアエニックスの合同作品である「キングダムハーツ」でヘラクレスのワールドは随一のやり込み要素があり、かなりの時間ヘラクレスのワールドで遊んでいたため、私にとってかなり思い入れのある作品となっております。ヘラクレスをまだあまり見たことがないという方々がこの記事を読んで、少しでもヘラクレスに興味を持っていただければとても嬉しいです。

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