シンデレラの靴はガラスの靴じゃなかった? シンデレラの概要から裏話まで

シンデレラはディズニー長編アニメーションの12作目にあたり、プリンセスシリーズとしては白雪姫に次ぐ2作目となる作品で、長い構想期間を経て1950年に公開された作品です。これまでの私のブログをたどってもらうと分かるのですが、ディズニーは戦争の影響でバンビ公開以降10年近い間オムニバス形式の作品の制作のみ行ってきました。その期間を経て、ようやく誕生したのがシンデレラとなります。6連続でオムニバス形式についてブログの記事を書いた後、ようやくシンデレラの記事が書ける時がきた私ですら、興奮しているので、世界中のディズニーファンがこのシンデレラの公開にどれほど心を躍らせたか現代の私達では想像もつかないですね。そういうわけで、今回はテンション高めでシンデレラの概要や誕生秘話について熱く語っていきます!

シンデレラ 概要と原作に隠された秘密

冒頭でも一部記載していますが、シンデレラは戦争のため、制作が中断され、1950年にようやく公開された作品になります。しかも、ウォルト・ディズニーが構想を抱き始めたのが1923年ということで、かれこれ27年越しの公開となります。ウォルト・ディズニーも戦前・戦時中といろいろあったので、シンデレラが公開出来た時はひときわ嬉しかったんではないでしょうか。その証拠にウォルト・ディズニーはシンデレラを一番好きな作品と語っていました。

ウォルト・ディズニーがシンデレラの構想を抱くにあたって参考にした、つまり、原作はフランスの作家で眠れる森の美女や赤ずきんなども手がけるシャルル・ペロー作の「シンデレラ」です。ただ、シンデレラに類似した伝承や作品は日本や中国など昔から(一番古いのは紀元前から)世界中で存在するようなので、ディズニーが参考にしたのがシャルル・ペローの作品だっただけで、似たような物語はたくさんあるようです。その原作について1つ興味深い話があり、シンデレラの話で大きな意味を持つ「ガラスの靴」ですが本当は「リスの皮の靴」にすべきところをシャルル・ペローが勘違いをして「ガラスの靴」としてしまったのではないかという話です。というのも、世界中に点在しているシンデレラに類似した話の大半で「リスの皮の靴」が出てくるのですが、この「リスの皮の靴」と「ガラスの靴」はフランス語で非常に発音が似ており、シャルル・ペローが勘違いをして「ガラスの靴」の設定に変えてしまったのではと専門家たちの中で議論されているようです。ただ、シャルル・ペローのシンデレラが執筆されるより前に同様にガラスの靴の設定となっている話が存在していたようで、誤ってガラスの靴にしたのか、意図的にガラスの靴にしたのかは未だ分かっていないようです。いずれにしても、ディズニーのシンデレラがガラスの靴の設定で良かったです。リスの皮の靴ではちょっと・・・という感じがします(笑)

なお、戦前・戦時中にウォルト・ディズニーに起きた出来事については下記の2記事をご参照いただければと思います。

【ディズニーが窮地に⁈】映画ピノキオの概要と裏話

悲しい事情で生まれたオムニバス形式 ラテン・アメリカの旅 

シンデレラ ディズニーに欠かせない楽曲の誕生

オープニングテーマ シンデレラ

シンデレラの楽曲はどれも有名ですが、一番知られていないのがこのオープニングテーマ「シンデレラ」ではないでしょうか。グーグルなどで調べても全然出てきてくれません(笑) この曲を聴くにはシンデレラを観るのが一番早いかもしれません。一番冒頭で流れる曲でディズニーランドなどで聞いたことはあるのですが、曲名だけみてもどの曲のことか思いつかなかったです。ディズニーファンとしてまだまだですね・・・

エンディングテーマ 夢はひそかに

エンディングテーマでありながら、物語冒頭で一番最初にシンデレラが歌う「夢はひそかに(A Dream Is A Wish Your Heart Makes)。キラキラしている訳ではなく落ち着いた曲調なのですが、夢に溢れ希望に満ち溢れた幸せな気持ちが伝わってきます。曲の中に「たとえつらい時があっても信じていれば夢はかなうもの」という一節があるのですが、ウォルト・ディズニーがシンデレラを誕生させるまでに苦しい時期を乗り越えてきたことを知った私としては、とても感慨深いものがあります。涙が出てきますね。

誰もが知っている ビビディ・バビディ・ブー

タイトル通り誰もが知っている魔法の言葉「ビビディ・バビディ・ブー(Bibbidi-Bobbidi-Boo)」、聞けば誰しもノリノリになってしまう曲ですね。アカデミー賞歌曲賞の受賞は逃したもののノミネート作品となっております。いつも夢を諦めないシンデレラの心がとうとう折れてしまった時に登場したフェアリーゴッドマザーが魔法をかける時に歌った歌です。悲しいシーンをいっぺんに吹き飛ばすパワー溢れた曲です。

初の王子とのデュエット これが恋かしら

王子様とのデュエットといえば、最近でいうとアナと雪の女王の「とびらを開けて」やアラジンの「ア・ホール・ニューワールド」など王子様とのデュエットは珍しくないですが、このこれが恋かしらはディズニー長編アニメーション初の王子様とのデュエット曲になります。ディズニーランドでも流れていることが多いので、いつの間にか知っているという人も多いのではないでしょうか。

シンデレラ 実写版との違い

最近多くの作品が実写化されていますが、ディズニーの実写化の流れに火が着き始めた2015年にシンデレラは実写化され、私も映画を映画館に見にきました。印象としては大きな話の流れは一緒ですが、本家シンデレラとは全然違う話という印象を受けました。本家シンデレラが穏やかで上品なイメージなのに対して、実写版では、気品はありますが活発なイメージが強くなっていました。また、フェアリーゴッドマザーの魔法で従者になるのがトカゲやガチョウに変わっており、魔法が溶けかける場面は一部の人は苦手なくらいトカゲ感が出てきてしまうシーンになっていました。他にも細かい違いが随所に目立つ作品となりました。ただ、他の実写化された作品と比べると本家シンデレラの面影が多く残っています。まだ実写版を見たことない方は異なったテイストで別の楽しみ方ができると思うので、ぜひご鑑賞ください。

まとめ

シンデレラは歌の歌詞の通り長く続いたつらい時期を夢を諦めずに信じ続けて完成された作品です。このディズニーにとってつらい時期を知ってからみるとまた別の作品に見えてくる作品でもありますので、みなさんもぜひ長編アニメーション第1作目の「白雪姫」から「シンデレラ」の公開に至るまでにどのような作品が生まれどのような苦難を乗り越えてきたのか確認してみてください。私のブログで「白雪姫」から順を追って記事にしておりますので、ご参考にしていただけるととても嬉しいです。また、シンデレラは続編がいくつか出ているとのことなので、別の機会で続編についても記事にしていこうと思います。

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