『ベイマックス』人気の秘密に迫る!アナ雪に匹敵する人気ぶり

ベイマックス

ディズニー空前の大ヒット作「アナと雪の女王」にも迫る人気を博した『ベイマックス』。絶大な人気に繋がった背景には様々な要因が隠されてました。今回は、その秘密に迫ります。

ベイマックスは元々マーベル作品だった!?

ベイマックスは元々、映画界隈を賑わせている「アイアンマン」、「スパイダーマン」や「トランスフォーマー」などアメコミヒーローものを続々と世に送り出すマーベルで製作された作品でした。(当時のタイトルは「ビッグ・ヒーロー・シックス」で英題はそのまま「Big Hero 6」です。)2009年にディズニーがマーベルを買収した際に、これまでの作品をディズニーサイドが確認した時に、製作当時人気は得られなかったものの日本的要素が多く含まれていて、ストーリーやキャラクターも面白いと評価され、ディズニー作品の原案として採用されることが決まりました。

ベイマックスの前々作の「シュガー・ラッシュ」もかなり日本的要素が取り入れられていましたが、今作は舞台や主人公自体が日本(にサンフランシスコの要素が加えられた)ということで、ディズニーとしては初の試みとなりました。ここ最近の動向だけでも、ディズニーは日本のアニメや可愛いという文化をかなり評価していることが読み取れますが、実は1990年代からディズニーと日本のアニメーションはお互い刺激を与え合っていて、ライオンキングは手塚治虫さんの「ジャングル大帝」をモデルにしていると言われている一方、日本を代表するアニメーション映画の大家「細田守」監督もディズニー映画に大きく影響を受けていると公言し、作中にディズニー作品をオマージュしたシーンなども登場しています。

なににつけてもディズニーが日本の要素を取り入れてくれるのは日本のディズニーファンにとってはとっても嬉しいですよね。

癒し系ロボット「ベイマックス」の誕生秘話

ディズニーキャラクターの中でも屈指の癒しキャラと言われるベイマックスですが、実は原案ではアイアンマンのようなゴツゴツしたヒト型でドラゴンのような形態に変形できるカッコいいロボットでした。しかし、作品の着想を得るために取材旅行で訪れた日本で、炊飯器のデザインがとても可愛らしく、すっかり虜になったスタッフたちは、ベイマックスを可愛いらしいキャラクターとして表現することを決めたようです。その結果、外見は、介護用の空気を入れて動くロボットと日本の神社の鈴をモチーフにデザインされ、動作は、おむつを履いた赤ちゃんとペンギンをモチーフにアニメーションが製作されました。

アナ雪の倍以上の技術力が駆使されている!?

ベイマックスが癒し系で人気を獲得した理由は様々あるのですが、その中でも一番気づきにくい要素がベイマックスの身体中を取り巻く光です。ベイマックスの暖かい雰囲気はベイマックスの体内で反射した光が生み出しており、実はベイマックス製作当初は、この表現がまだできるか誰も分からず、できなかった場合のベイマックスの姿をアンケート形式で評価してもらったところ、評価が悪かったようです。これまで様々な作品を生み出してきたディズニーのスタッフたちでもできるかわからないという表現ですが、これはとてつもない性能の高いスーパーコンピューターが必要で、性能を評価する指標の一つであるコア数でいうとアナ雪が「2万6000」コア数を要したのに対し、ベイマックスは「5万5000」コア数要したそうです。さすがにディズニーといえどこのコア数のスーパーコンピューターを配置できるような広大な施設は用意できず、ディズニーが有する4つのスーパーコンピューターをネットワークで繋げて、1つのスーパーコンピューターとして動いているように動作させる方式でこのコア数での製作を実現させたようです。私はアニメーション製作の知識がほとんどないので、全く想像も付かない話ですが、ここまで凄い作品を仕上げるためには、やはり途方も無い努力に裏付けされた様々な技術が必要なんだなと痛感させられました。

あとがき

私が待ち焦がれている「キングダムハーツⅢ」にベイマックスが登場することが決定し、公開された映像には我らが癒し系ベイマックスと共に黒くて悪そうなベイマックスが登場していて、キングダムハーツオリジナルストーリーとして展開されるようです。映像を観る限りベイマックスに乗って、ヒロとベイマックスが暮らす「サンフランソウキョウ」を飛び回ることができるようで、今からとっても楽しみにしている要素の一つです。

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