注目銘柄:アゴーラHG(9704)のファンダメンタル分析

アゴーラの休日

私が個人的に気になっている銘柄を購入検討するにあたりファンダメンタル分析を行ってみました。

アゴーラHGとは

アゴーラ・ホスピタリティ・グループ(旧東海観光)は香港の企業を親会社とし、東京から西日本を中心にホテル事業を行っている企業です。
2012年に5期連続の赤字からの経営再建の結果、アゴーラHGに社名変更を行いました。

経営再建後一時黒字転換を果たしますが、前々期、前期共に最終赤字となっていて、未だ利益を生み出せる組織体質に転換できたか懐疑的な状況です。
その結果、今日時点で株価34円と低位株に収まっています。

では、なぜ私がこの銘柄に注目しているかをご説明していきます。

アゴーラHGに注目する理由

ここは財務諸表や様々なサイト等々から年密に分析を行いました。
ただ、ホテル業界で重要な要素である人件費や水道光熱費など販売管理費及び一般管理費の詳細が記載されていないため、満足と言える分析は行えていませんが、収集できる情報から見ると買いだなと感じる要素が多々散見されました。
(人件費などは売上原価でも良いのではと思えるのですが、同業他社も同様に販管費としていたため、この業界では一般的なんだと思います。ただし、同業他社は販管費の内訳が記載されていました。)

2期赤字の理由

財務情報が詳細化されていないため、日経等の情報にて補足していますが、2期赤字の理由が主に為替差損と災害によるものと判断できそうです。
台風などは毎年来るので、台風を含む災害を理由にしていてはどうなのとは思いますが、前年は関西国際空港が断絶されたレベルの災害だったことや2018年を象徴する感じが「災」だったことからも赤字の原因の寄与率は高いと判断しても依存ないかなと思ってます。

また、2019/4/18に新富町に新しいホテル「Tsuki」を開業します。さらに、秋には金沢に、来年には銀座にオープンを予定しているホテルがあり、今後の市況からすると売上増に期待できそうです。

ただ、為替差損に関しては、豪ドルでかなりの為替差損が発生したようで、今のところ年始に比べて円安には推移していますが、今後円高に推移する可能性もあるので、この点は以前懸念材料ではあります。

ホテルの評判

アゴーラが運営するホテルの評判を確認すると全体的にホテルの雰囲気や接客が良いという評判が目立ちます。
ホテルを運営する上で、これらの評判はかなり評価できる要素だと思います。

新規オープンするホテルも日本らしさをコンセプトとした雰囲気の良いホテルのようなので、海外観光客の囲い混みにも盤石な体制が期待できます。

活発な人材リソースの拡充

アゴーラのホームページから39名が新規採用されていることが読み取れ、約800人の企業においては比較的採用人数が多く、今後事業拡大してくという意気込みが読み取れます。

また、サービス向上を目指した人材育成プログラムを積極的に実行していることも読み取れ、ホテルの評判からもその成果は読み取れるので、人材リソースの価値を向上させるプロセスが効果的に運用されていると評価できると思います。

事業を伸ばして行く企業の必要十分条件である人材リソースの増強が確認できるので、これも好材料と判断できます。

想定される株価

現状、今期業績予想から想定されるPERが166倍となってはおりますが、PERから見ると割高なのですが、PBRが1.10と割安であること。
また、新規店舗のオープンによる売上高の上昇が見込めることや昨年規模の天災の発生確率が低いと予見できることから2016年に達成した過去最高益と同等の利益を達成できたとすると、中期的に「54.8円」あたりを目指すと思われこと。

今期業績予想からの算出されるPER
PER:166 =
株価:35円 ÷ 
一株あたり利益:0.21(当期純利益:60,000,000 ÷ 発行済株式数:281,708,000)
過去最高益を達成できた場合の予想株価
株価:54.8円 = 
業種平均PER:23.4 × 
一株あたり利益:2.3(当期純利益:650,000,000 ÷ 発行済株式数:281,708,000)

これらの諸条件を鑑みて、個人的に中長期的に買いと判断しています。

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